パワーショベルの達人、ワインタワー

 いよいよ達人の技も最後、ワインタワーである。ショベルの先に櫛形のジグを取り付けた。




 机に並べられたワイングラスを別の机に移動させるのだ。




 すくったグラスを別の机に置く。




 グラスを2段重ねにするのか???




 と思ったら、横に並べるだけだった。これからどうしろと・・・




 なんと、最後の1つをグラスの上に乗っけた。




 今度は櫛のかわりにワインボトルをショベルの先にくっつけた。




 ワインを注いだ! 最初はボトルがほぼ水平の状態で注いでいるが、ワインがきれいに弧を描いて注がれているわけではない点に着目。流れ出る勢いが緩いため、ボトルに沿ったような感じで垂れている。そこまで計算してショベルを操っているのだ。それが証拠に、ワインがこぼれていない。しかもキャビンからの目視での確認は非常に難しいことが容易に想像される。




 ボトルにはいったワインの量が少なくなると、当然ボトルをより傾けなければならない。今度はきれいに弧を描いてワインが注がれる。




 普段はなかなか見ることが出来ない達人の技であった。