パワーショベルの達人、お習字

 まずは柔らかい企画から。パワーショベルの達人の紹介である。




 左の小柄なおじさんが、パワーショベルの達人。普段はコベルコ建機の品質保証部で働いているのだそうだ。




 まずはショベルの先にモップでできた筆を装着。




 大きな紙に習字をするのだ。




 たらいに入った墨汁に筆をつけ・・・




 おもむろに字を書き始めた。






 完成! この間、わずか5分程度。筆裁きがみごと。




 別にこの人はパワーショベルで習字をする事が仕事ではない。後任の育成が仕事なのだ。自らの技に磨きをかけたら結果として曲芸が出来るようになっただけの話である。何事も目標を設定しそれを達成すべく努力するのは当然のことだが、あれやこれやと目標を設定し、個別目標毎に努力するといくら身体があっても足りない。この人のように、1つの技を極めれば、目標・目的が変化しても結果は自ずとついてくる、というふうになりたいものだ。