HT-07の取り付け

 タービンを軽く取り付けてみると、他の部品と干渉するようだった。そこでタービンの一部を削った。





 またエキマニのインシュレーターとも干渉していたので、はずした。



 アクチュエーターが大きく張り出してエアコンのパイプと干渉するため、矢印で示すようにアクチュエーターのステーにワッシャをかまして、アクチュエーターを右方向に寄せた。





 アクチュエーターを右に寄せると、ウエストゲートが開く方向になる。が、通常状態だったらなんとかゲートは閉まったままだ。



 取り外しと逆の手順で組み付けを開始した。





 アクチュエーターとエアコンの配管の干渉も避けることができた。





 所定のボルトや部品を締め付けていく。が、エキマニとタービンを取り付ける3本のボルトを締める感触が変なのだ。締めても締めても手応えがない。何かに干渉している感じだが、無理矢理締めていけば何とかなるだろうと言うことで締められるだけ締めた。エンジンを始動させ、各部を増し締めしようと思い例の3本のボルトを締めると、なぜかどんどん締まっていく。
 ここで事件発生。オイルが大量に漏れだしたのだ。エンジン緊急停止。どうやらタービンがオイルクーラーと干渉してしまい、オイルクーラーが歪んでオイルが漏れだしたようなのだ。干渉した部分はオイルクーラーへ冷却水を入れるためのゴムホースのつながっている口。オイルクーラーは矢印で示す爪で取り付け角度が決められている。この爪は鉄板なので曲げてやり、今取り付けられている位置より左方向に少し回してやり干渉を避けた。





 対策が完了し再びエンジンスタート。さすがにオイル漏れは無くなったが、排気管からの白煙がとまらない。やはりジャンクで買ったタービンはだめか・・・ということで元のタービンに戻し、今までの苦労が水の泡となってしまったのだった。いや、このレポートが残った。無駄ではなかった。