雑誌に掲載されている広告

 これだけの日本車をどうやって入手しているのだろうか。答えは雑誌の広告にあった。




 日本車の輸入代行店(?)だ。




 が、これで驚いてはいけない。極めつけはこれ。雑誌の裏表紙にある広告だ。




 住所はなんと千葉市である! 日本の会社がイギリスの自動車雑誌に広告を出しているのだ。




 日本車専門の事故車買い取り屋もある。




 こちらはエンジンとかミッションとか。なぜか日本車に混じってヒュンダイも入っているけど。




 日本車チューニングショップ。これだけインフラが整っていれば、一通りのことは対処可能だろう。



 この雑誌にもありました、日本語の広告が。
こちらの広告はオーナーらしき人の名前が日本語で表記されている。特段間違いと思われる箇所はない。




 が・・・・なんですか、これは。カタカナらしき変な文字が・・・これはマレーシア以上である。




 これでマレーシアげげぼツアーもおしまい。2冊の雑誌を見る限りでは、結局なぜ日本車に、しかもなぜ日本人のさわった日本車にこだわりを持っているのか解明することは出来なかったが、日本人を超える熱いハートを持っていることはわかった。これはオーナーのみならず、雑誌編集者にも言える。
 何が書いてあるのかよく分からない雑誌の方が、自動車趣味に対して真摯に取り組んでいるように感じる・・・日本の雑誌からそんな思いが伝わってくるのはわずかだ。世界レベルで比較すると、日本のモータージャーナリズムは敗北を喫しているのではあるまいか(特に趣味系自動車雑誌)。残念だが、そう思わざるを得ない。