コンテンツと概要

 まず目次である。掲載される車の写真は日本車ばかり。この本の読者は日本車のどんなところに魅力を感じているのだろうか。正直、この1冊を見る限りではわからなかった。




 ここから先は、1つの項目としてまとめきれなかったものを、概要として紹介していく。誌面はだいたいこんなものだと思って欲しい。
 どーんと大写しになっているRX-7。この写真が示すように、パフォーマンス改善記事が中心の雑誌のように思えた。



 ラジエターキャップを拡大したところ。わかりにくいが日本語が書かれている。どうやらイギリスで売られた車ではなく、日本から輸入した車のようだ。




 ロードスターに関するチューンの記事。




 ルームミラーの付け根を見て欲しい。車検の旧シールが貼り付けてある。こいつも日本からの輸入車だ。




 以上の例を見ても分かるとおり日本車を扱っている雑誌だが、イギリス仕様の日本車を扱っているのではない。あくまでも日本仕様の日本車を扱っている雑誌なのだ。日本専売車に興味があるだけという訳でもなさそうだ。なぜ日本仕様の車なのか、安いからなのだろうか。それだったらイギリスで売られているイギリス仕様の日本の中古車の方が安いはず。私の憶測だが、日本車に興味があることに加え、日本人の手に触れた車に興味があるようなのだ。どうしてなんだろう??