スズキの燃料電池車、その2

 では車の底を見てみよう。すると・・アルミの板を切った貼ったの世界だった。下の写真示してある矢印のホースだが、実はここから水が出てくるのだ。写真ではよく分からないが、ホースはそこら辺に捨ててあったようなラジエターホースの切れっ端みたいなものでできていて、切り口もかなり荒かった。




 さらに後ろ部分。こちらもアルミの板で覆われている。車の底を比較することで、研究用車両の出来不出来がよくわかることを、おわかり頂けただろうか。




 現在調整中。実はこの写真を撮影した時点でスズキの燃料電池車だけがガス欠(水素がなくなった)で試乗会を途中で中止してしまったのだ。写真に写っている人は何をしているかというと、グローブボックス内にあるメーターを見ているのだそうだ。




 エンジンルームというか、モータールーム。なんかプリウスのエンジンルームに似ている。明らかに人目に付くところの見栄えはいいんだけどなあ、底がなあ。




 燃料電池車のボンネットに貼ってあったラベル。水素タンクの使用期限とかいろいろかかないといけないらしい。タンクの使用期限がもう切れるが、将来的には使用期限が10年ほどになる見込みだ。




 今回は以上でおしまい。今までにない角度から燃料電池車の評価ができて面白かった。次回は燃料電池バイクや燃料電池自転車、水素ロータリーについてお送りする。