２代目
この時代から既に三角窓がなくなってきたことがわかる。三角窓はドアに剛性を持たせる＝ボディー剛性を上げる意味もあって使われてきたのだが、この時代あたりからうまく設計できるようになってきたのだろう。
「満タンで東京から西宮を無給油で走れる車をめざした」とあるが、目指したとかいてあるだけなので、結局検証は行われなかったのだろうか。ちなみにマツダは、無給油ではないにせよコスモスポーツやら三輪トラックやらを長距離走行させていた。
乗用車としてはクーペが、商用車としてはバンもラインナップされてきた時代。これがどんどん変化していく点にも注目していって欲しい。カローラを見ることで、スポーツカータイプの車の、そしてスポーツカーの栄華盛衰が見えてくるからだ。
