各モデルの横からのビュー(実車との比較)

 今度は各モデルと実車とをアニメーションGIFで比較してみる。実車の寸法比率のままスケールダウンしてモデルを作っても、それが実車と同じ感覚にならないとはよくいわれること。が、あえて実車と比較してみる。
 なお、実車とモデルとを同じ位置に置いて撮影することは不可能なため、実車の写真をモデルの写真に合わせて拡大縮小する必要が出てくる。が、何を基準として縮小もしくは拡大し、またどこの位置を基準として合成すればいいのか悩ましかったが、結局ホイールの中心を合わせるようにして、実車の写真を縮小し重ね合わせた。



EBBRO




ホットワークス




たのみこむ




 実車と比較した結果、EBBROはフロントガラスが立っており、Cピラーが非常に太い。サイドのウインカーやフュエルリッドの位置はほぼあっているが、キーシリンダーの位置が全然違う。またリアのエアインテークも形が違う。ドアとクオーターガラスのラインも実車と異なっている。ドアが開くようにした副作用か? 全長も後の方が長い。

 ホットワークスは、全長及びガラスの立ち方は実車とほぼ同じだが、明らかに車高が高い。そのため、ずんぐりむっくりな印象をもつ。サイドシルが太いのは、前のページでも説明したとおりだ。

 たのみこむは、前後とも実車より長い。ドアのラインが前側に寄りすぎている。そのためクオーターガラスのあたりのデザインが実車と比較して狂ってしまっている。またリアのエアインテークも形が違う。

 各モデルに共通することは、なぜかキーシリンダーの位置が実車と全然違うという点。なぜなんだろう。