その他細かい部分、その2

 ホーン。キャビンの下あたりのフレームについている。これまた図体の割に小さい。砂埃が入るのを最小にするためか、下向きにつけられている。





 燃料タンク。容量は1キロリットルを超える。給油はスタンドではなく、タンクローリーがやってきて補充するのだそうだ。気になるのが燃費だが、カタログに表示はなかった。もっとも最高速度が60kmなので、燃費計測のモードで規定されている速度に達することができないため(日米欧とも)、測定しようがないといえばそれまで。





 大きなボルトの頭には、「CAT」の文字がある。汎用品ではなく特殊ネジなのだろう。





 その他、驚異のカタログデータ。クランクケースのオイルが124リットル、油圧系統が415リットル、冷却水が325リットルと、どれもすごい数字が並ぶ。





 そもそもこのダンプ、どこからやってきたかというと造成中の団地からだ。2台のみ働いているのかと思ったら、一回り小さいのも含めて計8台が山の向こうで稼働中とのことだった。


 以上で超巨大ダンプのレポートはおしまい。web上でここまでレポートした例はないと思う。