タービン本体の分解
分解したタービン。RHB31なのだが、実はスズキスポーツ製である。そのためタービンブレードの形状がノーマルと若干異なる。
分解なのだが、結論から言うと驚くほど簡単にできた。まず、エギゾースト側にある矢印部分のねじを外す。
鋳鉄に鉄のボルトで取り付けてあり、熱負荷のかかる場所であるため焼き付いているのではないかと思ったが、そんなことはなかった。
他のねじ(計4本ある)もあっさりとれた。
エギゾースト側の鋳鉄部品がはずれた。排気漏れを防ぐため溶接でもしているのかと思いきや、そんなことはなかった。
エギゾースト側のブレード。ブレード自体にオイルは付いていないが、ブレードの下はオイルまみれだ。
ここでちょっとタービンの軸のぶれをみてみよう。若干軸が動いているのがわかるだろうか。
次にインテーク側を外す。インテーク側も4本のねじでとまっている。こちらはアルミ筐体に鉄のねじなので焼き付きの心配はない。
これまたあっさり外れた。圧縮漏れを防ぐためか、合わせ面には液体ガスケットが塗られていた。
次頁からは、タービンブレードを外していく。