用意する物&取り付け

 その身近にある意外な物とは・・・ソケットの駒。用意するものは以下の通り。30mmのソケットの駒(差し込み1/2インチ、スタンダードサイズ)、サイズがM10・長さ80mm・ピッチ1.25(細目)の8Tボルト(焼き入れされた高強度ボルト)、普通のワッシャとスプリングワッシャ。たったこれだけ。この中でも一番入手が困難なのがネジ。ホームセンターで売られているものは並目(ピッチ1.5)なのだ。
 ではどこで手に入れるかというと、MonotaRO。1本から売ってくれる。「8Tボルト」で検索するとヒットする。



 もう1つポイントになるのがソケットの駒。ストレートで売られている「FLAG」ブランドのものを用意した。6Pでも12Pでもかまわない。サイズがなぜ30mmなのかは後述する。



 なぜFLAGを選んだかというと、中心部に凹みがあるからだ。この凹みにワッシャがすっぽり入るためセンターが出やすくなり、しっかり締結することができる。ワッシャが入るだけの凹みがあるソケットであれば、FLAGでなくても良い。



 取り付けは簡単。エンジンメンバーにあるネジを外して取り付けるだけ。




 ワッシャもちゃんと収まっている。8Tボルトは半ネジになっているため、もし完全に締結できなかったらワッシャの数を増やして調整する。